佐々木 成之– Author –

詩と童話の世界に魅了され、水上不二の作品をテーマにしたブログを運営しています。子どもの頃に読んだ彼の童話が心に深く刻まれ、それ以来、彼の詩や物語に込められたメッセージを探求し続けています。
文学を学ぶために大学で日本文学を専攻し、卒業後は国語教師として勤務。その後、自分自身の言葉で水上不二の世界を語りたいという思いから、ブログを立ち上げました。
趣味は読書、美術館巡り、そして詩の朗読。特に、水上不二の詩を声に出して読むと、彼の言葉が心に染み渡る瞬間があり、それが私の人生の喜びの一つです。
このブログを通して、水上不二の作品を通じた感動や発見を皆さんと分かち合い、詩と童話の世界を広げていけたらと願っています。
-
新聞に掲載された寄稿文(からくわ民友新聞)一覧
-
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙一覧
-
新聞に掲載された寄稿文(三陸新報)「九年ぶりの旅」「小金井手帳」一覧
-
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙0
1961(昭和36)年11月8日(水) 母校米寿 八十八周年を手帖の年齢早見表で見ると、大島小学校が誕生したのは、日本ではじめて学制が発布された明治五年か六年で、ついでに数えてみると、私たち男女四十人ばかりが入学したのは明治四十三年の四月というわけ... -
童話が掲載された書籍等一覧
-
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙6
1963(昭和38)年9月14日(土) 「くぐなり」への手紙6 〔その六〕 第四信で「メモ風のほんの数行のきれぎれが……」と書きましたが、かつて鈴木三重吉先生が主宰していた「赤い鳥」では誌代を送る振替用紙の通信欄にスペースをとって、家庭でのこどもの言動... -
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙5
1963(昭和38)年7月1日(月) 「くぐなり」への手紙5 〔その五〕 三月の末に、遠藤金坪さんの「早春」と題する絵を学校から拝受しました。紺碧の海に唐島がもりあがり、前景には麦畑がひらけ、左には松をいただいた石灰岩?の崖がそばだち、楽しくもなつ... -
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙4
1963(昭和38)年3月20日(水) 「くぐなり」への手紙4 〔その四〕 第五三号によると、御紙が読売新聞の地方版にとりあげられ、柴田郡の人から参考にとの求めがあったとのこと、さもあるべしと思い、ここに至るまでの皆さんの労苦がしのばれました。 小山... -
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙3
1963(昭和38)年3月20日(水) 「くぐなり」への手紙3 〔その三〕 この冬は、北半球のほとんど全域をおそったというきびしい寒波に見舞われましたが、三陸新報によると、卒業式は三月二十日の十時からとか、ひとしく中学生になる卒業生たちは、将来への夢を... -
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙2
1962(昭和37)年10月5日(金) 「くぐなり」への手紙2 〔その二〕 私が少しばかり図書を生徒たちに届けたことが「くぐなり」の四五号と四六号に書かれ、「水上文庫」を設ける予定だとありました。このことでは校長先生からもお便りを頂きましたが、文庫の名...
-
水上不二
水上 不二(みずかみ ふじ、男性、1904年(明治37年)1月10日 - 1965年(昭和40年)3月31日)は、日本の童謡詩人、童話作家、作詞家。 来歴宮城県本吉郡大島村(現在の気仙沼市)字長崎にて父・佐助、母・あやの の次男として生まれる。 1918年(大正7年)... -
詩が掲載された昆虫列車一覧
-
大島小学校PTA新聞くぐなり 「くぐなり」への手紙一覧
-
童話が掲載された書籍等一覧
-
講談社の絵本ゴールド版109 金のりんご
1963(昭和38)年2月号下 金のりんご 水上不二 「金のりんご」は、アイルランドの詩人イェーツの編んだ「アイルランド童話集」の中の「コン=イーダの話」、またの名「アーン湖の金のりんご」によったもので、大昔、アイルランドが、西方の幸福の島と... -
昆虫列車 第3集 葵
葵 水上不二 雌蕋(おしべ)よ, 雄蕋(めしべ)よ, お日さまにぶいよ。 にぶいよ, つゆばれ, 葵が咲いてる。 雌蕋(おしべ)よ, 雄蕋(めしべ)よ, みるくの息だよ。 ちろちろ, とかげが, 香(にほ)ひを吐いてる。 雌蕋(おしべ)よ, 雄... -
新聞に掲載された寄稿文(三陸新報)「九年ぶりの旅」「小金井手帳」一覧
-
昆虫列車とは?なぜこの作品をつくることになったのか
『昆虫列車』とは、昭和12年に水上不二が主宰し、まど・みちおや米山愛紫らと創刊した同人誌です。昆虫列車のスタートが第1集である『昆虫列車』であり創刊号です。 『昆虫列車』の概要を知るためには、『昆虫列車』第1集p3とp12『昆虫列車点描』、最終裏... -
昆虫列車第1集 P2 巻頭詩
昆虫列車第1集 P2 昆虫列車 はしれ、はしれよ、昆虫列車 けふの日和に、季節の風に。 ベルを鳴らして、お旗をあげて、 蒔いて行くのはお花の種子か。 はしれ、はしれよ、昆虫列車、 遠いかすみへ、スバルの星へ。 草のトンネル、もひとつくぐりや、 雲が... -
新聞に掲載された寄稿文(からくわ民友新聞)一覧